大好きの魔法とは

大好きの魔法とは

大好きの魔法が出来たきっかけ

保育者にもいろんな人がいます。たくさんの人に出会ってきましたが、みんな一生懸命。

子どものことを真剣に考えています。

保育士も人間なので真面目すぎて余裕がなくなることも。そんな保育園にいたことがあります。

若い先生たちが必死になって子どもに対応します。間違ったことをすると生真面目に怒ります。

皆と同じことができないと注意します。

「それが正義」と思って一生懸命に怒り、子どもたちはどんどん萎縮してしまっていました。

私は子どもたちを叱るということについてものすごく考え、必死になって伝えました。

「そんなに怒らなくてもいいんだよ」

「ちゃんと育つよ」

「大丈夫」

苦労はしましたが、保育園の先生たちに子どもたちの育ちを話し、やってみせる日々が始まりました。

この状況の中では私には怒ることは許されません。

子どもを理解しようと心がけ、待ち、認め、褒め、名前を呼び、優しく触れ、たくさん遊ぶなどの関りを続けると、子どもたちからの信頼と笑顔が返ってくるようになりました。

こんな風に、「厳しさ」とは、「優しくする」とはなんだろう?と考え続け、実践するうちに見つけたのが大好きの魔法です。

大好きの魔法はあなたがあなたらしい子育てを支えてくれることでしょう。

 

自然に子供が笑顔になり、ママも笑顔に

大好きの魔法を知ると、子どもが困った行動をとっている時にうろたえなくなります。

「そういう時もあるよね」

「この子どういう気持ちでやってるのかな?」

「ちょっと待ってみようかな?」

大好きの魔法にかかると困っているママ自身が主人公ではなく、子どもを主軸に考えられるようになり、心に余裕が生まれます。

ひっくり返る子どもの姿はすぐには変わらない。
一見、状況は一つも変わらずとも心の中は大違いになります。

心に余裕が生まれると、対応も変わってきます。

対応が変わると子どもの態度も変わってきます。

大人の力ではなく、子ども自身の選択で変化してきます。

心の力というものはすごいものです。

何とかしようとシャカリキになっていた時には状況は何一つ変わりませんが、自分の心が変わり、対応が変わると子どもがみるみる変わっていきます。

まるで魔法です。

自然に笑顔が増え、スキンシップが増え、大好きと伝え合うことが増えていきます。

これが「大好きの魔法」です。

今日から我が子がもっともっと可愛くなります。

子どもを主人公に考え、愛をもって対応する時、あなたを困らせていた行動も可愛らしく感じるようになります。

大好きの魔法は、あなたとお子さんを笑顔にしてくれることでしょう。

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